体には重さがある!重力は助けてくれる!1

キネ王アカデミー校長 中本里美

体には重さがあります。重さがあるのは地球の重力があるから。

月は地球の重力の6分に1なので、
月に行ったら体の重さも6分の1になる。

重力は、その私たちの重さを預かっていてくれて、
自分の重さをあまり感じることはなく、
そのままの体位でいたり
動いたりできる。

自分だけで動く時でも
誰かと一緒に動く時でも
誰かを助ける時でも
重力は私たちの重さを預かって
動きを応援してくれる。

そんな頼もしい重力なのに、
私が受けてきた看護教育は
重力に逆らって、つらいやり方を教えられる。

学んだことだけを
真面目にやっていると
カラダは悲鳴を上げてくる。

そして実際に壊してしまう人が多い。
壊す前にやめられたら幸せだけど、
なかなかたくさんの罠があり、
(この罠についてはまた後で話そう)
やめられない。

つらい、
人に優しくするのもつらい
朝起きるのもつらい

でも、この世の中には
自分のことも犠牲にせず、
患者さんにも犠牲を強いることなく
誰かに押しつけるでもなく
平和的に学習していける方法がある!

そんなヒントを伝えていこう!

 

 

ABOUT ME
なかもと さとみ
なかもと さとみ
スーパー看護師
カラダと心の声の翻訳家
 キネ王アカデミー主宰
看護師
アメリカ合衆国クリーブランドクリニック修了(ET/WOCナース)
広島大学大学院保健学研究科 博士課程後期満期退学
山口県立大学大学院 健康福祉学研究科修了 健康福祉学修士
福岡県看護協会専門教育センター皮膚排泄分野 元専任講師
呉大学(現広島文化学園大学)看護学部看護学科 元助教
沖縄県公立大学法人名桜大学大学院 非常勤講師
㈱ケアプログレスジャパン 代表取締役 2008年〜
(一社)日本キネステティク普及協会 代表理事
兼 ファシリテーター養成担当理事
足爪フットケアアドバイザー・スーパーバイザー
ご自愛セラピスト
フェルデンクライス・メソッド教師

〈著書〉
○2017年8月「重力を味方にするキネステティク・クラシック」を
ケアプログレス・ジャパン出版より出版。
○2018年1月~6月看護専門誌「看護教育(医学書院)」に
「キネステティク・クラッシック・ネオの可能性」を6回に渡り連載。
〈監修・編集〉
○フランク・ハッチ著 澤口裕二訳 中本里美 編集 
「介助と支援のキネステティクス」 2014
○横山記代 著 中本里美 監修
 「脱力は10秒でできる!:楽〜にピアノが弾けるカラダの使い方」 2022
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